さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」とは?

さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」とは弊社において、燻製熱処理し、

含水率や製造工程を管理された国産材を製品化したものです。


地球と人に優しい燻煙熱処理木材 さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」

地球と人に優しい燻煙熱処理木材 さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」

燻煙熱処理とは、木材を燃料とし、その熱と煙で木材の成長応力による狂いを軽減させ、併せて乾燥を促進させる方法です。 その際、弊社の燻煙熱処理木材における燃料は、『木材』のみを使用しております。

その木材においても、『集成材』や『塗装済みの木材』は燃料として使用しておりません。

いわゆる乾燥も同工程の中で行うので、いわゆる人工乾燥機のように重油等の化石燃料を使うこともありません。

弊社の燻煙熱処理木材 さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」は、木材の端材の無駄をなくして効率的に活用し、環境にも優しく、かつ木材の寸法安定性、吸放湿性を向上させた木材なのです。

木材の管理は常にログ(記録)を取り、燻煙熱処理の状態を管理しております。

さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」は室内環境を快適にします!

1. 高い調湿効果がもたらす快適空間!

1. 高い調湿効果がもたらす快適空間!

人が気持ちいい湿度は50%~60%と言われています。 くんえん杉は木材の強度を保ったまま木材内部の気体透過性を持つという特性があり、通常より高い吸放湿効果が得られます。それによりくんえん杉のお部屋は、一年を通して人が気持ちよく感じる湿度に近づけます。

湿度がちょうどいいと夏場の暑い部屋でも、体感温度が低く感じられるので人が生活するのに非常に心地良い室内となるのです。

さつま燻し杉「燻-IBUSHI」は、通常の乾燥材と比べ、2.5倍の調湿効果(湿度を調整する作用)が得られます。

2.杉材の持つ癒し効果

2.杉材の持つ癒し効果

また、さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」を内装材に使用して、寝付きが良くなった、風邪にかかりにくくなったというお声を聞きます。

実際、大学の先生の研究した成果の中に、杉の木の机で勉強する子供たちが、スチールの机で勉強する子供たちより病気にかかりにくいそうです。 自然の大きな力を感じずにはいられません。

3.燻煙熱処理木材の消臭効果

3.燻煙熱処理木材の消臭効果

弊社の社長室は社長が日曜大工を行い、さつま燻し杉の壁板・腰板・造作材がふんだんに使われています。これがもう6年前の話になります。

そして社長はヘビースモーカーで1日2箱タバコを吸うのですが、非喫煙者が社長室に入ってもタバコの臭いが未だにしません。目の前で吸われていても、しばらくすると臭いが消えるほどです。

さつま燻し杉「燻-IBUSHI-」は、通常乾燥剤の2.5倍近くの消臭機能があり、部屋内の空気を浄化する素晴らしい機能を持っています。

4.温もりを感じてください!

今までも『さつま燻し杉の床は温かい』というお言葉を頂いておりましたが、あるビルダーさんがこのような実験をしておりました。

それは弊社の『焼き浮造りフローリング』と『桜フローリング』、『合板フロア』の3つを冷蔵庫の中に入れ、1日経ってからレーザー式の温度計でその表面温度を測る、というものです。

普通は同じ温度になるはずなのに、なんと『焼き浮造りのフローリング』は他の2つに比べて2度温かかったのです。

家の中で床材を貼り分けて頂くとその差は歴然!!

木の温もりをぜひ感じてください。

よくある質問

 Q  燻煙熱処理をすると、製品の色が黒くなるのですか?

 A  煙熱処理を行った段階でカーボン(スス)は付着します。
  しかし、仕上がった製品が黒くなることはありません。サイト内の現場使用写真をご確認下さい。

国産材を活用しよう!!

弊社では国産材の活用に力を入れております。
その取り組みの一つとして『認証かごしま材』の認証を得、
また全国木材組合連合会(リンク→http://www.zenmoku.jp/index.php)より
合法木材供給事業者認定団体としての認定を受け、
合法木材(リンク→http://www.zenmoku.jp/sinrin/index.html)のみを使用しております。

1. 木材の移動距離がとっても短い!
通常数千キロ~数万キロある輸入木材の移動距離が国産の杉材になると数百キロです。
移動時に排出されるCO2は10分の1以下になるのです!

2. 日本の森林は復活する!
日本の森はそのほとんどが人工林です。
日本の国土は木を切っても植林ができる気候風土です。
しかし、世界にはロシアの永久凍土など、復活しにくい森林もあります。

3. CO2は木の中に蓄積される!
CO2は二酸化炭素です。
木はご存知のように炭素でできています。
要するに、木は二酸化炭素を吸って、炭素を蓄えるのです。
私たちのまわりの木製品はCO2の塊と言えます。